自分の欠点から目を背けてはいけません。
欠点を認識すると、ついつい自分の事が嫌になってしまいますが、自分の欠点がわかっているなんて最高の状態です。
欠点がわかっているとは、その欠点に対してなんらかの対策が打てるという事です。
1番駄目なのは自分の欠点がどこにあるのかすら分かっていない状態です。
それだと対策のしようがありません。
欠点というのは言い換えると伸びしろです。
欠けている部分を満たしてやれば大きな成長に繋がります。
なので、自分に欠点がある事はむしろ喜ぶべき事です。
企業は自分たちの欠点を見つけて改善したいがために、コンサルタントや専門家に莫大なお金を払います。
欠点を明確にする事はそれほどに価値がある事というわけです。
正しい欠点さえ認識できれば、問題解決の半分が終わったと考えてもいいのです。
頭が良くないなら勉強すればいいですし、容赦に自信がないなら整形なりダイエットなりすればいいのです。
世の中には解決できない問題もありますが、改善できない問題はありません。
欠点を改善しようという意志のあるものの前に欠点は無力です。
黙って消されるしかないのです。
なので、皆さんも欠点を葬り去って下さい。
嫉妬は人間なら誰しも持つ感情です。
他の人に嫉妬してしまう自分を責めたり、自己嫌悪に陥る必要なんて全くありません。
「嫉妬してしまう自分が嫌い・・・」だなんて思ってはいけません。
問題は「嫉妬」という感情とどう向き合うかです。
嫉妬というものは凄いエネルギーを生みます。
そのエネルギーを使って他人の悪口を言ったり、嫌がらせをしたり、最悪の場合は犯罪に走る人間もいますし、逆に「チクショウ!自分だって」と思いながらとても勉強や仕事を頑張ったりして、自分をすごい勢いで成長させる人もいます。
嫉妬という燃料をどちらの方向に燃やすか決めるのは、あなた自身です。
それだったら、嫉妬をバネにして自分を成長させた方が良いと思いませんか?
誰かの足を引っ張るよりも、自分を磨いて自分が上に行く方が圧倒的に健全です。
悪口を言っても、嫌がらせをしても、下がっていくのは相手の評価ではなくあなた自身の評価だけです。
加えて、何かに嫉妬するという事は、何かを羨ましいと思うという事は、自分の目指すべきゴール、欲するものが見えている状態と言っても良いと思います。
目標や欲しいものさえ分かれば、後はそれに向けて頑張るだけです。
嫉妬はそれらをあなたに教えてくれるありがたい存在です。
嫉妬はエネルギーにもなるし、自分の目標を見つける指針にもなります。
避けるどころか大いに歓迎するべき感情なのです。
なので、皆さんも嫉妬するたびに進化していって下さい。