心から尊敬できる人はそこら中にいる訳ではありません。
というよりも、どんな人にも「良い面」と「悪い面」があります。
尊敬できるところもあれば尊敬できないところもあって当然です。
全ての面で相手の事を尊敬できなくても全く問題ないのです。
相手のある一面が尊敬できないからといって、簡単にその人との関係を断ってしまうのはとても勿体ない事です。
それよりも、相手の尊敬できる面はそのまま素直に見習って、尊敬できないところは同じような過ちを犯さないように反面教師にしてしまえばいいのです。
そうすれば、出会う人すべてを自分の教師に出来るのです。
「他人は皆教師」という姿勢で人とつき合うととても速いスピードで成長できるのです。
それに、相手の気に入らない言動を目にしても「自分はああいう言動はしないようにしよう。ヒントを与えて下さって有難うございます。自分は同じ過ちを犯さぬよう気をつけます」と考えられるようになればイライラが抑えられるはずです。
尊敬できる人からは良い刺激を受け、尊敬できない人からは徹底的に学べるようになれば、あなたは完全無欠のスーパー人間に近付いていけるのです。
そして、やりたい事をやって下さい。
人間がこの世を去る直前にどんな事を後悔するのかを調べたデータは山ほどありますが、そのどれでも上位にランクインしているのは「もっと自分がやりたい事をやっておけば良かった」という事です。
‘‘愚者は自分の経験に学び、賢者は他人の経験から学ぶ”
もはや誰が最初に言ったのかすらわからないぐらい有名な言葉ですが、先人に学ばない事はあまり賢い選択肢とは言えません。
先人が「やりたい事やらないと後悔するよ」と身をもって教えて下さっているのだからそれに学ばない手はないと思います。
人生一度きりです。
やりたい事があるなら迷わずやって下さい。
法を犯さない限り誰に遠慮する必要もないのです。
「あの時、あれをやっとけばな」とか思いながら生きたくないはずです。
人間はやって後悔する事なんてほとんどありません。
やったら少なくとも結果は分かるからスッキリするのです。
ですが、やらなかった後悔はいつでも心の中に残り続けます。
挑戦する勇気が湧かないとか言わないで下さい。
失敗して死ぬわけではないので心配しなくていいのです。
成功すれば武勇伝、失敗すれば笑い話が手に入ってどっちに転ぼうと大成功です。
本当の失敗は自分の気持ちを押し殺してしまう事です。
さて、押し殺していた気持ちを解放して、やりたい事をやって下さい。