私達はちゃんと「ありがとう」が言えているでしょうか?
目上の人や特別な人に対しては、何度もお礼を言ったり、丁寧なお礼メールを送ったりするのに、一番近くにいる人達には言えていないのではないでしょうか?
身近にいる人、いつも起きている事は、近すぎて‘‘鈍感”になってしまうものです。
でも、当たり前に近くにいる人こそ、私達を支えてくれている、一番有難い存在です。
「ありがとう」は、なんとなくスルーしてしまいがちな事を、「これって、当たり前じゃないよね」「この人の存在って有難いな」と1つずつ丁寧に見つめる機会を与えてくれます。
感謝の気持ちを忘れてしまったら、その大切な人に対して横柄な態度になったり、不満を言うようになったりすると思います。
あらたまっては照れくさい人も、してもらった小さな事に「ありがとう」と伝える事を習慣にしてみませんか?
「ありがとう」は、相手に感謝の気持ちを伝えるための言葉でもありますが、自分自身の心を綺麗にしておくための‘‘おまじない”でもあります。
落ち込んでいる時、怒りを感じている時も、感謝の言葉を1人でつぶやくと、不思議と心が穏やかになり、忘れていた喜びや恵みに気付くはずです。
家族といる事。
仕事がある事。
ご飯が食べられる事。
生まれてきた事。
明日が来る事・・・。
何一つ、変化のない当たり前の事なんてありません。
そんな‘‘奇跡”に感謝出来たら、私達はいつだって幸せになれるのです。