思ったより安いもの、通常より安くなっているものを見つけると、「ラッキー」と買ってしまう経験は、誰にでもあるのではないでしょうか?
野菜やお惣菜などすぐに消費するものだったり、ずっと欲しかったもの、必要なものが安くなっていたりする場合は、確かに「ラッキー」です。
でも、多くは「安物買いの銭失い」になってしまうものです。
つい余計な物を買ったり、安いものはそれなりの品質だったり、バーゲンで買った服がタンスの肥やしになったり・・・と、得だと思って買ったつもりが、結局損をする事になります。
「最初から、いいものを買っておけば良かった」と後悔する事もあると思います。
「私はお金がないから」「節約をしているから」とお金で損はしないようにと考えている人に限って、このパターンに陥りやすい傾向があります。
予算との兼ね合いを考える必要はありますが、妥協して安いものを3つ買うより、本当に欲しいものを1つ買った方が、使っていて気分がいいはずです。
「安い高い」に振り回されるのではなく、主体的に物を選ぶためには、次のような‘‘マイルール”を決めておくといいと思います。
・「自分のすごく好きなもの」という視点で物を選ぶ。
・‘‘欲しいものリスト”をつくって、必要な時だとショッピングに行く。
・本当に欲しいものは、妥協せず、お金ができてから買う。
・値下げ品は「定価でも購入したいか?」考える。迷ったら一晩寝かせる。
・部屋の中やクローゼットに、使わないものは置かない。
「身の回りに置くものは厳選する」と決めてしまえば、「安物買い」から卒業できるのです。