昼間にどんな嫌な出来事があっても、夜、布団に入る時は、まずは次の言葉を呪文のように呟いて、負の感情をパッパッと払いませんか?
「今日も1日、ありがとうございました」
「眠る」という事を、軽視してはいけません。
人間には役37兆個の細胞があり、骨も皮膚も血液も内臓も、日々少しずつ入れ替わっていると言われます。
古い細胞から新しい細胞へのリニューアルが行われるのは、特に深い眠りの時です。
良くない事を考えていると、穏やかに眠る事を阻害されてしまいます。
睡眠不足やストレスは、新陳代謝や免疫を低下させるのです。
寝る直前に「何を考えているか」が重要なのは、健康の側面だけではありません。
この時間に考えた事は、良い事であれ、そうでない事であれ、眠っている間、‘‘無意識”の中に刻み込まれて、考え続けています。
日頃の行動の97%は無意識から生まれていると言いますから、「あなたはこんな人だよ」「こうなるよ」と自分に暗示をかけているようなものです。
しかし、これを逆に利用すると、簡単にプラスの暗示をかける事もできます。
例えば「こうなったらいいな」という幸せなイメージをする事です。
自分の気持ちがわからない時は、「ほんとのところ、どうしたいの?」と問いかけながら眠りにつく・・・という習慣を実践すると、不思議なほど目的が実現するようになるのです。
騙されたと思ってやってみて下さい。
1週間ほど続けると、自然に考え方が明るくなり、行動が積極的になっている事に気付くはずです。