やりたい事には鮮度がある

 

やりたい事は、できるだけすぐに動いて、やってしまった方が良いと思うのは、「やりたい事」には‘‘鮮度”があるからです。

 

今日やりたい事は、明日、やりたくない事になっているかもしれません。

 

「それならそれでいいじゃないか」と思う人もいるかと思いますが、それでは「やりたい事をやった」という‘‘快感”が1つ減ってしまうのです。

 

「やりたい事」というのは、その時点で自分にとって必要だと感じた事です。

 

例えば、「この本が読みたい」と思った時は、その本の中に自分の欲求(=ニーズ)を満たしてくれるものがあるからだと思います。

 

「後で読もう」と放置していて、忘れた頃に読んでも、その時の欲求も忘れているので、あまり頭に入ってきません。

 

「いつか旅行をしよう」「いつか親孝行をしよう」「いつか○○を学ぼう」と先送りしているうちに、実現不可能になったり、気力や体力がなくなったりします。

 

できる事なら早めにやった方が、より多くの‘‘快感”が得られるはずです。

 

ただし、「実現まで時間がかかったからこそ、尊い」という事もあります。

 

「コツコツ温めてきて、やっと実現した」「やっとできる状況になった」など、情熱が続いているものなら、時間がかかった分、喜びや感動も大きいはずです。

 

人生の目的をどうとらえるかは、人それぞれですが、やりたい事を実現するのが目的という事だけでなく、それに向かって夢中で時間を生きる事そのものも、人生の目的ではないかと思うのです。

 

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