何か挑戦しようとする時、多くの人は自分自身の「過去の経験」をもとに、成功できるかどうかを予測します。
つまり、過去に失敗した経験が多ければ多いほど挑戦するのを躊躇してしまうという事です。
人は過去の経験をベースにして生きていますから、当然と言えば当然の事なのですが、一流の人は過去にどれだけ失敗していようと挑戦します。
こう聞くと、「一流の人はそもそも成功体験しかないだろう」と考える人も多いと思いますが実際は違います。
むしろ、何かに挑戦する事が多い分、普通の人よりもはるかに多くの失敗をしているのです。
なぜ、一流の人達は何度失敗しても挑戦し続ける事ができるのでしょうか?
一歩踏み出せる人と踏み出せない人との違い、それはたった1つです。
「成功体験と失敗体験のうち、頭の中でどちらをリピートするか?」
一流の人は、過去の自分の体験のうち、「成功した時の体験」にフォーカスし、その時の感情をリピートするので、何度でも挑戦する事ができます。
一方、二流の人は「失敗した時の体験」にばかりフォーカスし、その時の感情をリピートしてしまうので恐怖心が生まれ躊躇してしまうのです。
一流の人は、過去の成功体験にフォーカスして、それを素直に信じる癖がついているので、呼吸をするかのように挑戦できるのです。