人は初めての事は緊張して、気おくれしてしまいます。
気おくれをしてしまうと、本来の能力を発揮することができず、大事な場面で失敗をしてしまいます。
「どんな展開になるか分からない」「何が起きるか分からない」という不安が能力を発揮する妨げになってしまいます。
人は、知らない事や未経験の物事に対して恐怖心を抱いたり、不安になったりとマイナス思考になりやすいです。
恐怖心というのは基本的には「無知」から生じます。
つまり、FXでは「先の展開」を知っておく必要があります。
恐怖心を抱いたまま、まともなトレードができますか?
すぐ利確してしまったり、すぐ損切りしてしまったり、エントリーすら躊躇してしまう事になります。
ポジポジ病というのは「恐怖心」を持っているからこそやってしまうんです。
ロングエントリーをして10pips逆行すると、「このまま一気に下落してしまうのでは?」と思って損切りをして、ショートエントリーをしてまた10pips逆行すると「このまま上昇してしまうのでは?」と思って損切りをしてロングエントリーをしてしまいます。
この連続がポジポジ病です。
ポジポジ病というのは「先の展開が分からない」という恐怖心が行動に表れたものです。
先の展開が予測できていれば、この様な事にはなりません。
FXの世界では「トレードに感情は入れてはいけない」というルールがあります。
これは「利益を欲張る」「負けた分取り返さないと、と焦る」等の感情と思われがちですが、「恐怖心」も立派な感情です。
恐怖心を取り除くには、主に「先の展開を知る」「知識を付ける」「経験を増やす」この3点が挙げられると思います。
1番早く取り除けるのは「先の展開を知る」という事だと思います。
ホラー映画は音で脅かしてくるパターンってよくありますよね?
4回5回と同じホラー映画を見て、同じ所でびくっりする事って多いですか?
たまに何度見ても「同じ所でびっくりしてしまう」という方はいますが、1回目よりは絶対にびっくりしないと思います。
次に何が起こるか知っているので、心の準備ができるので多少は軽減されます。
FXでもこれと同じように、「次に何が起こるのか?」という事を知っておくと恐怖心は自然となくなります。
感情を入れないトレードをするには、テクニカル分析が絶対に必要なんです。
テクニカル分析というのは、見たことの無い映画の台本を知るたった1つの裏技のようなものです。
台本さえ知ってしまえば、怖いモノなんてありません。
ただFXで少し大変なのは、いつも台本が3~4つ用意されているという事です。
この3~4つの台本を全て知る事で、台本①で来ると自分は「こう対策をする」、台本②で来ると自分は「こうする」というような準備ができるので、必ずテクニカル分析をして相場の全ての台本を見抜いておいて下さい。
これはFXで最も重要な事です。
必ず身に付けて下さいね(^_-)-☆