その人が「どんな人生を送るか?」は、才能や資質がある、チャンスがあるという事より、「どんな未来を想像しているか」という習慣の違いではないかと思うのです。
例えば、小説家デビューを目指している人でも、「どうしてもあの賞がとりたい」と、そうなる事を信じている人と「とりあえず一冊、自分の本が出せたらいい」と考えている人では、日々の取り組み方も、小説の質も違ってくると思います。
「お金持ちにないたい」と想像している人は、日々ビジネスの事を考えて働いているでしょうし、「田舎暮らしがしたい」と考えている人は、それに合う服装や生活スタイルになると思います。
頭に描いている事は、自然に現実になっていきます。
もし、想像した事が叶わないのなら、心にブロックがかかっているのかもしれません。
「自分のお店が持ちたい。でもお金がないし・・・」
「素敵な結婚がしたい。でも私なんか・・・」
というように、「難しい事」として考えているのです。
これでは、アクセルを踏みながら、同時にブレーキも踏んでいるようなものです。
夢や目標を現実にしてきた人は、それほど難しい事は考えず、「やる事をやっていれば、普通にそうなる」と信じています。
つまり、アクセルだけを踏んで、ブレーキには触れていないので、力を抜いて進むだけなのです。
人生を10年単位で考えると、かなり遠いところまで行けるはずです。
まずは今すぐ、「こうなったら、最高!」という10年後のイメージを映画のワンシーンのように「妄想」して下さい。
そして、1日に何度も思い出して下さい。
描くイメージがリアルであるほど、それに向かって現実も大きく動き出します。
イメージする力は、「今の自分」をつくり、「人生」をつくっていくのです。
大人は実現不可能な事は想像しないので、信じたもの勝ちという事を忘れないで下さい。