計算的なGIVE

 

「人にギブをするのが大切」と、よく言われますが、ひたすらギブをしても意味がありません。

 

ギブは効果的にやらないと、相手からは「ただの親切な人」と思われて終わってしまいます。

 

せっかくギブをするのなら、効果的かつ、相手の記憶に残るようにしたいと思いませんか?

 

ギブを間違えて損している人は実は多いのです。

 

例えば差し入れをするなら、週の真ん中で一番疲れがたまりやすい水曜日が狙い目です。

 

更に15時くらいがいいと思います。

 

一般的に水曜日の15時というのは「あと2日もある。あぁ、まだ15時か」と1週間で疲れを一番感じやすい時だからです。

 

このタイミングを狙ってギブをする。

 

差し入れるものも、何でもいいわけではありません。

 

ベストなものはエナジードリンクでしょう。

 

しかも基本の安心できる味です。

 

それに付箋をつけて一言添えて下さい。

 

「おつかれさまです」とです。

 

普段から文字の印象に気を遣っている人はわかったかもしれません。

 

「おつかれさまです」とひらがなにすると、優しい印象を与える事もできるのです。

 

このタイミングとチョイスの仕方、たった一言の気遣いで、あなたは一瞬で愛されてしまうし、助けたくなる存在になります。

 

たった200円程度の投資でここまでの効果が期待できるのだから、やるしかありません。

 

これで希少価値が高まり周りと圧倒的な差をつけられるのです。

 

皆さんは「返報性の法則」という言葉はもうご存知だと思います。

 

これは何かしてもらうとお返ししたくなる人の心理です。

 

面白いのが、相手がしてくれた事より、少し多くお返ししたくなる心理も隠れている事です。

 

だから先にギブをすると、結果的にメリットが大きいのです。

 

こんな事を言うと「そんな風にギブするなんて嫌です」という人もいると思います。

 

分かります。

 

でも、世の中はあなたのように美しい心の持ち主ばかりではありません。

 

効果的にギブをした方が、自分の精神衛生上良かったりします。

 

更にギブする時は軽いジャブ程度がいいと思います。

 

ギブの程度が重すぎると相手がお返しに困ってしまいます。

 

そこでお勧めなのが、相手の心の負担にならない程度の軽いジャブを、周りに沢山打っておく事です。

 

この行動の副産物として、お返ししてくれる人が誰なのかもすぐわかります。

 

お返しが早い人ほど仕事ができますし、仕事を手伝ってくれるはずです。

 

お返しが遅い人ほど、仕事の後回しをする癖があるので、仕事を任せると遅くなります。

 

先手にギブを打つ事で、関わるべき人がはっきりしますし、お返しが少し上乗せされるので確実にメリットが大きいのです。

 

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