人は「理想に近づいている」という実感を得られると、自己イメージが上がります。
逆に、現実と理想のギャップに思い込み、「自分にはできない」と思った時には、自己イメージは下がってしまいます。
こうなると、自信形成からはどんどん遠ざかっていってしまいます。
折れない自信は、最初から高すぎる目標を掲げていては作れません。
自信は、自分が自分の事をどう見ているのかという自己イメージが元になっています。
完璧主義の人によく見受けられますが、人から認められる自己イメージを作る事に必死になって、身の丈以上の目標を設定して、達成できないフラストレーションを溜め込んで、自信を喪失してしまうという事があります。
目標は、常に自分自身の中から出てくるものに従って設定する事を心がけて下さい。
人間は不完全な存在で、誰もがミスをするものです。
この世に完璧な人間はいません。
健全な自己イメージは、こうした考え方によって作られていきます。
まずは、今の自分が達成できそうな目標を設定して、それを確実に実行するという習慣を身に付けるようにして下さい。
そして、その経験から少しだけ高い目標を設定して成功体験を積み上げていって下さい。
こうした成功パターンを作る事が、自信形成に繋がります。
周りと比較することなく、自分にできる事で人の役に立つ事も自信形成には有効です。
偽善者という言葉がありますが、偽善者でも良いんです。
人の役に立たないより、役に立った方が良いです。
人に尽くす事で、その人の自己イメージも高まっていきます。
逆に、人間は利己的になればなるほど、自己イメージが下がっていきます。
相手の立場になって物事を考えること、あるいは勇気や真心を持つことは、プラス思考で徳の高い事です。
高い目標を設定して、それに向かって突っ走れるのは成功体験がある人だけだと思います。
最初からそういう人の方法論を真似しても意味がありません。
登山の未経験者がいきなりエベレストを登頂できないです。
自信形成においてもその考え方は同様です。
まずは肩肘張らずに、自分のレベルに合った目標を確実に達成していって下さい。
マイペースに自信を作っていけば良いと思います。
私は稼げるようになるかどうかも分からないFXを始めました。
稼げるようになるまで数年かかって、今ではFXの世界に入って10年になります。
稼げてもいないし、稼げるようになるまで数年かかって、「よくその稼げていない数年間、勉強や検証を続けてきたね」と思われるかもしれません。
ですが、正直な私の気持ちを言うと、私にはFXしかなかったんです。
FXで成功できなければ、私は何をやっても成功できないと思って、FXだけは続けてきました。
FXというビジネスは、ビジネスの中でも簡単な方だと私は思っています。
どうして簡単なのかというと、チャートの分析とリスクヘッジができれば成功するからです。
飲食店やアパレル店は、仕入れだったり、人件費だったり、テナントだったり、経費は毎月莫大にかかり、売り上げはお客さんに左右されます。
それがFXでは、第三者に関係なく、自分のスキルだけで稼げます。
それに気付いた私は、FXで成功できなければ、何をやっても成功できないと思っていました。
私は営業等も自分は向いていないと思うので、FXは性に合っていたというのも幸いして、10年間続けて仕事として成り立っています。
私はFXで成功した事によって、大きな自信がつきました。
今では、何をやっても成功できる自信があります。
FXで成功するまでは、目の前の課題に対して「自分ができる事」だけに焦点を当てて努力してきただけです。
自分なりに一生懸命努力していれば、結果は出ます。
他人の評価は後からついてきます。
大切な事は、目の前の課題を見つけて、1つずつその課題を突破していく事です。
相場の反転が分からないのであれば、反転が分かるようにするだけです。
勝率は50%を上回っているのに資金が増えないのであれば、資金管理やリスクヘッジの方法を考えるだけです。
何も難しくありません。
自分次第なので、1つ1つ課題が見つかれば、それを突破していって下さい。