リスクを取ってチャレンジする人に共通するのは、「朝に強い」ということです。
サラリーマンであれば、朝の誰もいない時間に出社するだけで、あなたの価値は確実に上げられると思います。
早起きは、非常にシンプルかつ最強の自己投資です。
時間は全世界の人々に平等に与えられた資産です。
早起きのスキルは、学歴も性別も、お金持ちであるかとか、イケメンであるとか、人脈があるかどうかとも関係ありません。
とにかく朝早く起きて早めに会社に行くだけ。
今の自分の能力や条件にと全く関係なく、「やる」と決めて実行するだけです。
朝起きて、「あと10分寝たいな」と思っているその10分の間に、起業家はメールをさばいたり、朝らしいことを学ぶ勉強時間に充てたりしているのです。
二度寝をしてしまっては、単なる浪費になってしまう朝の時間を、価値を生み出す投資の時間に変えてみて下さい。
とはいえ、なかなか二度寝の魔力には勝てないことも多いと思います。
根性ではどうにもならないと思うので、考え方を変えなくてはいけません。
「前業」という考え方があります。
17時になっても仕事が終わらず、残業をする人は多いと思います。
しかし、その残業時間を前もって朝に済ませておけばどうですか?
朝の時間を投入して、ゆったりとしたアフター5を過ごすことで後から得をするまさに、投資家的な生き方です。
やるべきことを先送りして毎日残業している人生は、大きな借金をして返済に追われる人生と同じだと思います。
どうせ残業をするのならば、朝の早い時間から仕事に取り掛かる。
そういった未来を先取りする生き方をしてみて下さい。
社会人になると、多くの人は驚く程勉強しなくなります。
大学受験を最後に、社会人になるとパッタリと学ぶことをやめます。
しかし、大学を卒業してからの勉強習慣のほうが、受験時代の勉強よりも多くの差を生みます。
勉強をやめた人は、人生の成長が止まります。
そこから脱するためにも、朝の時間を投資するようにしてみて下さい。
考えてみれば大学の専門課程なんてたったの2年間です。
社会人の生活はもっともっと長く、65歳まで働いたとすれば40年以上もあるわけなのです。
その間にも各分野の技術はどんどん進歩していきますし、科学や医学は常に新しい情報が常識を覆す可能性を秘めています。
それらは他分野にも影響してきます。
一度学んだからと言って、経済学や法学の知識は完成されるわけではありません。
忙しいからと言って、インプットすることを怠ってしまうと、どんどん時代から取り残されることになると思います。
そうならないための「時間」を作り出すのです。
まずは朝早く出社するところからはじめ、「前業」「勉強」に使ってみましょう。